SENDAI CITY LIFE MAGAZINE

仙台で暮らす、東北で生きる

自粛をつづけるということ(仙台で考え中)

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6月になってもなお飲食店に行くのを控えている。理由はいくつかある。

職場が在宅勤務不可かつ人が密集しやすいことから、自身がいつ感染していてもおかしくないことが、自粛を続ける一番の理由になる。感染を広げる側に自分がなり得る。自分が「感染しているかもしれない」という認識でいるから、クラスターが発生しやすい場所に自主的には行かない。

もし、感染リスクの高い場所に行って感染した場合、職場がクラスターになってしまう可能性が大いにある。もちろんリスクをゼロにすることはできない。リスクを低減するための極論を言えば仕事を辞めるとか、家から一歩も出ないとか、そういう話になるのだけれど、仕事を続けながら、できるだけ感染拡散リスクを避けるとなると、まだわたしは飲食店やカラオケ、スポーツジムやライブハウスには行けない。

これはわたし個人の話であって、注意したいのは、自粛を誰かに強制しないことである。6月になって、すこしずつ誰かから外食に誘われることも増えた。誘いを断りながら、わたしの分も楽しんで行ってきてほしいと願うばかりだ。自粛が続けられるというのは、特定の条件が揃ったときだけなのだということを自覚したい。外食に頼らざるを得ない人、娯楽産業を生業としている人、インフラを支えている人、様々な事情の人がいて、今日も電車に乗らざるを得なかったり、混雑した場所に向かわなければならなかったりする。自粛を続けなくてよい人がいる。どちらが偉いとか正しいとかではない。

テイクアウトでコーヒーを飲むとか、スーパーで買い物をするとか、必要な服を買うとか、そういうことはしている。徹底されていない自粛を続けている。この街ではもう1ヶ月半も新規感染者は確認されていない。なんの意味があるのだろうと自分でも思う。ただの自己満足でしかない。下にある感染対策を読みつつ、自分のできる最適解を日々考え続けている。

WEBニュース特集「感染対策どこまで必要?」|東海NEWSWEB