たったひとつのツイートを当てる
当ててみたい、たったひとつのツイートを。
自粛生活も3か月近くが経とうとしています。遠隔で多くの人と会話が出来るオンライン通話も、正直そろそろネタ切れ気味になってきた感があります。そんなオンライン通話を盛り上げるゲームを考えました。
「たったひとつのツイートを当てる」ゲームです。
ルールは簡単。Twitterでこれまで一度しか呟かれていないツイートを予想して発表し合うというもの。シンプルなルールだからこそ、センスとTwitter力が試されます。
Twitterではたった1日で、なんと数十億件以上が投稿されています。無数にあるTwitterのなかから、一度だけしか呟かれていないツイートとは?
さっそく、彼女と僕で対決してみました。
おたがい好きなキャラクターの分身人形を用意。左が彼女のウアモウのおばけちゃんで、右がぼくのベガルタ仙台の富田晋伍選手です。
対決ルール
・一度しか呟かれていないツイートを予想してそれぞれ発表
・Twitterの検索欄で「""(ダブルクォーテーション)」を使って検索を行う
・一度しか呟かれていないツイート(完全一致)を当てたら3ポイント
・部分一致や余計な文言がついている場合は0ポイント
・ツイート数が0だった場合、あるいはたくさんツイートされていた場合は減点とする
・5回ずつ行い、ポイントが多い方が勝利
対決開始
ぼく「やあやあ、きょうはゲームを考えてきました」
彼女「お~~!!!」
ぼく「(ゲームのルール説明をする)」
彼女「おもしろそう!」
ぼく「(こういうのに乗ってくれるタイプで良かった……)」
ぼく「先攻、こっちから行きます!」
ピエリ守山直太朗
彼女「あはは」
ぼく「ピエリ守山は滋賀県にあるショッピングモールで、一時期廃墟化したことで有名」
彼女「へえ~」
ぼく「こういうクスッとする系のツイート、ネタツイ界隈がやってそう」
(真ん中のツイートは完全一致ではないのでノーカウント)
ぼく「2件あるのかよ!!」
彼女「あ~惜しい!!!」
ぼく「ちなみに森山直太朗に寄せて"ピエリ森山直太朗"にしたらどうだろう」
ぼく「3件あるのかよ!!!」
ぼく、0ポイント
彼女「つぎ、わたし」
牛乳、パン、たまご
彼女「ていねいな暮らし系を狙ってさ」
ぼく「さすがにあり過ぎるんじゃない?」
彼女「この並びが逆にない気がする」
ぼく「めっちゃわけわからんbot出てきたな」
彼女「出典がわからない」
ぼく「とりあえず減点で」
彼女「はい……」
彼女、マイナス1ポイント
2ターン目:先攻 ぼく
五木せましvs細川ひくし
彼女「これはなに!?」
ぼく「演歌歌手同士の戦いだよ」
彼女「ぜったいないよ!」
ぼく「細川ひくしだけなら思いつくと思うんだけど、ここで五木せましを登場させるセンスね」
彼女「!!!!!!」
ぼく「あるの!?!?!?」
彼女「あっはっは」
ぼく「これ当たるとうれしいな」
彼女「いいな~」
ぼく「でもなんか、思い悩んでる人みたいな広告が出た」
あなたの思いをそのまま聞かせて、東京自殺防止センター
彼女「思考が狂いすぎてて病んでると思われてる」
ぼく「……」
ぼく、3ポイント獲得
2ターン目:後攻 彼女
ポケットモンスター つぶあん/こしあん
ぼく「安直すぎない!?」
彼女「これをおもしろいと思ってツイートするような人がいるかって話よ」
ぼく「辛辣だ」
ぼく「めっちゃいる!」
彼女「え~そうか~」
ぼく「インターネットをなめてますね」
彼女「インターネットこんなもんか~」
ぼく「ってか2連続で食べ物だね」
彼女「食べ物はみんなすきだからね」
彼女、マイナス1ポイント
3ターン目:先攻 ぼく
ある日 森の中 熊3人 出会った
ぼく「歌詞ネタ系ね」
彼女「ありそうでないな~」
彼女「……」
ぼく「……」
彼女「めっちゃつまんなくない?」
ぼく「めっちゃつまんないね」
ぼく「チョイスもひどい」
彼女「つまんなすぎるからマイナス2点だわ」
ぼく「そんなに!?」
ぼく、マイナス2ポイント
3ターン目:後攻 彼女
帰り道でネギ拾った
ぼく「(また食べ物だ……)」
彼女「ネギの写真といっしょに呟かれてる気がする」
ぼく「あ~あるかも」
彼女「!!!!!!!」
ぼく「2件あるけど、片方は『。』がついてるから1件だ!」
彼女「やったー!!!」
ぼく「当てるとうれしいでしょこれ」
彼女「正直、めっちゃうれしい。知らない人にありがとうって思う」
彼女、3ポイント獲得
4ターン目:先攻 ぼく
霧島、部活立ち上げるってよ
彼女「これはいっぱいあるよ~」
ぼく「いや、映画の方は『桐島』で、こっちは『霧島』にしてる。誤字のパターンなら1件の可能性あると思うんだよね」
ぼく「立ち上げてない!!!!!!」
彼女「ちなみに『桐島』だと?」
ぼく「桐島botが出てきた」
彼女「めっちゃ立ち上げてる」
ぼく、マイナス1ポイント
4ターン目:後攻 彼女
エッチな萩の月
ぼく「エッチな萩の月ってなに!?」
彼女「こういう系ってボソッと呟かれてたりしそうなんだよね」
ぼく「エッチな萩の月ってなに!?」
彼女「ローカルネタなら対象範囲が狭まりそうな気がするしね」
ぼく「エッチな萩の月ってなに!?」
ぼく「(というか、また食べ物じゃん……)」
ぼく「ありませんでしたね」
彼女「さすがにエッチな萩の月はないかあ」
ぼく「そんなもの存在しないからね」
彼女「ずんだもちならどうだろう」
彼女「かなりえっちなずんだもち、ならある!!!」
ぼく「かなりえっちなずんだもちってなに!?」
彼女、マイナス1ポイント
途中経過
ぼく「ここまで4ターン経過して、両者0ポイントです」
彼女「今までやったこと、ほとんど意味がないね」
ぼく「次のターンで勝負が決まります!!!」
彼女「良いように言ったな~」
最終ターン:先攻 ぼく
上の歯 下の歯 前歯 ポグバ
彼女「はみがきじょうずかな、だ」
ぼく「ポグバっていうサッカー選手がいてね」
ポール・ポグバ―フランス代表のサッカー選手。所属はマンチェスター・ユナイテッド。191cmの体躯を生かしたダイナミックなプレーが特長のボックス・トゥ・ボックス。積極的な攻撃参加からのミドルシュートやロングパスは精度が高く、好調時のプレーは手が付けられないほど。コンディション不良や試合状況によってモチベーションを失いやすく、守備で手を抜いてしまう面が見られる点がウィークポイント。
彼女「へえ~」
ぼく「ポグバの写真と共に呟かれてそう」
彼女「ありそ~!!!」
ぼく「伸ばし棒~~~~!!!!!」
彼女「惜しいなあ」
ぼく「写真付きでツイートされてるとこまではどんぴしゃなんだけどな」
彼女「ってか絶妙につまらないネタツイ考える才能ない?」
ぼく「あるかも」
ぼく、0ポイント
最終ターン:後攻 彼女
からあげ落としたけど食べた
ぼく「全部食べ物じゃないか!!!」
彼女「落としたからあげの写真といっしょに、ね」
ぼく「汚いな」
彼女「でもからあげって落としてもギリ食べられそうな気がしない?」
ぼく「そ、そうね(そうか……?)」
ぼく「ほら、みんな食べてないよ」
彼女「そんなことないって!ほら!」
ぼく「みんな落としてるし食べてる」
彼女「ほら~~~」
彼女、マイナス1ポイント
結果発表
ぼく「ということで、0ポイントで僕の勝利です!」
彼女「0ポイントで勝つってゲームバランスおかしくない?」
ぼく「でもなぜかいい勝負になった」
彼女「無駄に競ってる」
エキシビション
ぼく「他にも考えてきたものあるからちょっと調べてみよう」
堂本中一
ぼく「堂本光一の、中1版」
彼女「1件だけだ!!!!」
ぼく「え~~~!!!!出しとけばよかった」
大きなノッポの古時計 おじいさんは固形
ぼく「これもあるんかい!」
彼女「やっぱつまらないネタツイの才能あるよ」
ぼく「その才能いらないな」
まとめ
シンプルなゲームですが、予想が当たると嬉しいし、ツイート傾向に意外なはっけんもあります。ぜひみなさんもやってみてください。それでは。
完